15時間勉強でITパスポート試験に情報系ド素人の文系大学生が合格した話

ITパスポートを受けることに

 

「ITパスポート受けるか」

 

IT系企業に内定をもらっているので、さすがに基本的なIT知識が無いのは問題があると思い、ITパスポートを受けることにしました。

 

ITパスポートを選んだ理由は、IT知識が皆無の人間でも受けやすいことと、合格率が極端に低いわけでなかったからです。

 

あとは、試験日が年中あることでしたね。

 

Google検索では「150時間」の勉強が必要?!

さて、実際に受けるとなるとどのくらいの勉強時間が必要か気になったので、Google検索で「ITパスポート 勉強時間」と調べると、TOPのページにこんな文面が。

 

情報処理の知識がほとんどない初学者の場合、ITパスポート試験の合格には約180時間程度の勉強時間が必要です。1日2時間の勉強時間として計算すると約3ヶ月ほど掛かる見込みになります。

 

studying.jp

 

え、うそでしょ。180時間?!

 

嘘だと思った根拠は、以前理系の友達が「1週間勉強して受かった」と言っていたのを聞いていたからです。

 

彼は、情報系の勉強を大学で学んでいたので、確かに1週間で受かったてもおかしくありません。

 

しかし、情報系に詳しい彼が1週間であるのに対し、情報系初心者が3ヵ月なのは、少しおかしい気がしました。さらに、合格率も50%だし。

 

ということで、何を思ったか「まあ、2週間ぐらいで受かるかな」と見立てを立て、さっそく2週間後の日時に申し込みをしました。

 

友達が1週間で受かったことや、試験日が年中となると先延ばしする可能性があると思ったので、2週間で合格してやろうと勝手に決めました。

15時間で受かった勉強法

ここからは試験日までの2週間で勉強した15時間について話します。

 

ちなみに2週間なのは勝手に決めましたが、15時間はあとで集計した分かった勉強時間です。決して15時間で受かるというわけでないです。

【1週間目:インプットのみ】

最初の1週間はKindleで見つけた教材を使って知識をインプットしました。

 

教本は7章まであったので、1日1章ずつを大体1時間ほどでインプットしました。

インプットといってもパラパラと教本の内容を眺めただけです。

 

時々、重要だと思った部分はテキトーにルーズリーフにメモした程度です。

そのルーズリーフも結局その後見なかったので、ムダだったかもしれませんw。

 

こんな感じで最初の1週間は7~8時間くらいで、ITパスポートの教本の内容をインプットしました。

 

【2週間目:ひたすら過去問】

さきほど紹介した1週間でITパスポートに合格した友達の勉強法は「ひたすらITパスポートの過去問を解くこと」だったようです。

 

そこで、2週間目はひたすらITパスポートの過去問を解きました。

過去問集もKindleにあったので、演習しまくりました。

多分、3周くらいしたと思います。

 

過去問を使った勉強方法は簡単で、問題と回答を眺めるだけ。

もちろん、心の中で回答もしますが、最初の方はほぼ全滅。正答率は30%ぐらい。

 

その後、回を重ねるごとに正答率もUP(もちろん、いくつか回答を覚えてしまっているものもありますが。)

 

とまあ、ここまではただ量をこなしているだけなのですが、最も重要なことが一つ。

 

それは、過去問の間違えた問題の回答をスクショしておくこと。

これが本番前でもっとも役に立ちます。

 

自分が間違えた問題の回答のみを見返すことで、弱点補強&勉強の効率化が図れます。

おかげで、iPhoneのフォルダは過去問のスクショだらけになりました。

 

直前までは教本や過去問演習ではなく、このスクショばかりみて直前対策をしました。

 

試験当日

さて、2週間たってようやく試験当日。

ITパスポートは120分で4択問題を100問回答するという試験。

PCを使って回答します。

 

実際に本番になると、速攻で答えがわかるものと、ハッキリと答えを決められない問題に分かれます。

 

ただ、合格ラインが60%だと知っていたので、合格ライン+10%の70%、つまり10問中7問を確実に解ければ合格できると思っていました。

 

回答が30分で1巡してしまったので、見直しを開始。

見直しを2回やって、残り30分となりました。

 

さすがに70%は取れていると思い、時間ももったいなかったので、解答終了を選択し、その場で採点開始を確認。

 

5秒後に出た採点結果は、690/1000。

 

(多分)60%の600/1000を超えていたので、合格です。

 

ちなみにITパスポートは、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野に分かれ、それぞれでも合格ラインが300/1000の30%以上と決められており、これは採点結果が出た時に初めて知りました。

結果的に全てクリアしていたので、事なきを得ましたが。

 

意外な助け船

実は今回合格した秘訣として特筆すべきことがあります。

それは、時事ニュースがかなり役立ったこと。

 

ITパスポートでは、情報系の知識のみならず、IoTといった最新技術や企業ガバナンスなど様々な分野から出題されます。

 

これらの内容を暗記することも大事ですが、日頃から日経新聞などの時事ニュースを頭に入れていたので、この辺りの問題はすぐに答えることができました。

 

意外と世間で知られていることも出題されるので、そこは確実に得点源にすると良いでしょう。

教材紹介

実際に使用した教材を紹介しておきます。

この2冊だけあれば十分でしょう。

 

教本

 

過去問